H29.11.20 第8回四国八十八か所巡礼お遍路ツアーに行きました。
寺のシンボルは高さ15mの巨大な薬師如来像だ。薬師如来像の胎内は「戒壇めぐり」になっていて、厄除にご利益があるとされる
★頂いたご本尊御影肖像画は
今日も朝から厳しい寒さです。お経をあげるときは吹きっさらしで立ったままなので、万全の防寒対策をして出かけました。
高知県(土佐の国)の霊場巡り三回目です。
33番札所(雪蹊寺)から36番札所(青龍寺)までの4ヶ寺に行きます。
行程上、35番(清瀧寺)に最初にお参りし、36番(青龍寺)に行き昼食を食べた後34番(種間寺)、33番(雪蹊寺)にお参りします。
今日先達さんから良い言葉を聞きましたので紹介します。(2013/07/14 の朝日新聞の「天声人語」)
「これからの人生は、”きょういく”と”きょうよう”を身につけるように!」
小生の年齢で、今更教育と教養を身につけろと言われても、忘れる事ばかりで頭に入りませんと思いますが、この言葉の本当の意味は、
きょういく・・・今日行くべき所「今日行(きょういく)」
きょうよう・・・今日すべき用事「今日用(きょうよう)」
だそうです。
毎日何もしなくダラダラとした生活をしていると認知症になりやすいので。
何歳になっても、夢や目標を持った生活が大事です。
あした、用事がありますか? あした、行くところがありますか?
男性諸氏奥さんに、箒で、いや、電気掃除機で追い払われないように。
濡れ落ち葉、粗大ごみ、などと思われないように、市役所や公民館のロビー散歩、お外へ出かけましょう。
あと一つ、最期まで元気でいる、認知症にならないための健康づくりは
「一、十、百、千、万の毎日の健康づくり」
1日1善(ひとつ良いことをする)
1日10人の人に会う
1日100文字書く(日記を書けばよい)
1日1000文字読む(新聞を読めばよい)
1日1万歩歩く(1日何回かに分けてもよい)
ぜひ実践してみましょう。
瀬戸大橋から夕日が見れるかと期待しましたが、一歩遅く沈んでしまいました。冬至はまだなので日の長さも短くなっています。
来月は、足摺岬方面の3ケ寺にお参りしすが、ツアー最大の移動距離になります。宿泊で行くツアーが多い中、日帰りツアーなので3ケ寺しか行けません。
来月はもっと寒くなるので、健康管理に気を付け元気に行ってきます。
境内で偶然にも、元サッカー日本代表の前園選手を見ました。
NHK松山放送の番組『ひめぽん』で四国お遍路を自転車で旅してるそうです。
36番青龍寺
お堂の上には鰐(わに)口が掲げられていますがここのは他と異なり木製です ...
今回、打ち納めのお寺です。
廃寺となっていた寺を再興したのは戦国時代の土佐領主・長宗我部元親公で、元親の宗派である臨済宗から月峰和尚を開山として初代住職に招き、中興の祖とした。元親の死後、四男の盛親が後を継いで長宗我部家の菩提寺とし、元親の法号から寺名を「雪蹊寺」と改め、今日にいたっている。
※元横綱の朝青龍明徳関の名前の由来は、「朝」は親方の現役時代の四股名「朝汐」から、「青龍」は高校の隣(四国霊場 第三十六番札所の獨鈷山)にあるお寺「龍青寺」から、「明徳」の部分がご存知のように高校名(明徳義塾高校)からとられています。
33番雪蹊寺
ご本尊・薬師如来
”土佐文旦”畑
露地物の土佐文旦は、1月頃から出始めますが、土佐市の土佐文旦が食べ頃を迎えるのは、2月以降、十分に追熟をした後になります。
昼食は、高知名物「カツオのたたき」
一粒も残さず美味しく頂きました。「ご馳走様でした。」
階段の傾斜の凄さがお分かりと思います
この階段で朝青龍は体を鍛えたそうです。
山門をくぐると、急な170段の階段が待ち構えています
膝等に問題が有る方は左側にスロープの道も有ります
大師堂横に成育しているキンカン位な大きさの温州ミカン
観音堂
子育観音がまつられていて、左手には可愛い赤ちゃんの像が。周りには底のぬけたひしゃくが並んでいます。
水量が多い場合は滝修業の場になります
33番雪蹊寺
35番清瀧寺
底抜け柄杓
妊婦が柄杓をもって詣ると、寺では底を抜いて二夜三日の安産祈祷をし、お札を添えてかえす。それを妊婦は床の間に飾り,無事に安産すれば柄杓を寺に納める。
昼食場所入り口横に無料の足湯が有りましたので出発まで入り、急な階段での足の疲れを取りました。
階段の途中に手水舎( チョウズヤ)が有りますひと休み出来ます
最初の清滝寺は、「八丁坂」と呼ばれるつづら折りの山道をのぼった先に有るので、ふもとでマイクロバスかタクシーに乗り換えて上がります。車一台がやっと通れるぐらいの道ですが、急坂、せまい、凸凹、ヘアピンと悪路の条件がすべて揃ってます。ヘアピンでは切り返さないと曲がれません。距離は1kmぐらいしかないですが、自家用車で行くのは、かなり厳しいです。
山の中腹に高知名物”文旦”の畑の中を通ります。
金時生姜
イチョウの木も、もうすぐ紅葉します
★35番札所・・・清瀧寺
文旦