H29.6.18 第3回四国八十八か所巡礼お遍路ツアーに行きました
大子堂
仮本堂
山門
焼山寺に行く途中に大きな銀杏の木が目印の杖杉庵(お遍路始まりの地)が有るのでお参りいました。
第三回は、徳島県の12番札所(焼山寺)から16番札所(観音寺)までの5ヶ寺と番外の杖杉庵(最初に四国八十八箇所を巡った伝説の人物とされる衛門三郎の終焉の地伝説が残る場所に建つ寺院)に行きました。
今日も、暑い日が想像されますが早朝(6時30分総社市役所)から頑張って出発しました。
★今回頂いた御朱印
山門(和様重層の鐘楼門)
第四十五代聖武天皇が勅命を発して諸国に国分僧寺と尼寺の造営を命じられた。当寺は、阿波の国分寺として行基菩薩によって開基し、釈迦如来の尊像と大般若経を納め、本堂には、光明皇后の御位牌厨子(一尺七寸)を奉祀したといわれ、天正の兵火にかかって焼失するまでは、二キロ四方という広大な寺域に、金堂を中心に七重の塔が建ち、規模の広大建築の巧妙さは一世をおどろかせたと伝えられている。本堂を囲む廃園の石組みは豪快な桃山時代の作だという片鱗をみせている。
★15番札所・・・國分寺
本堂脇の屋根にかぶさるように茂ってるイチイの木はアララギの霊木と呼ばれその霊木の股に大師がいると伝わりアララギ大師と呼ばれる。
★14番札所・・・常楽寺
大子堂前にブロンズの線香立て
上に狛犬?が乗っている
14番常楽寺
本尊・弥勒菩薩
大子堂
山門をくぐって境内には樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び、巡礼者を迎えている。
狛犬かどうかは皆さんのご判断に任せます。
本堂
参道には、13仏の石仏が有りました。
行程上、13番(大日寺)に最初にお参りし12番(焼山寺)に行き、それから折り返してから昼食をとり、14番(常楽寺)15番(国分寺)16番(観音寺)とお参りいます。
13番大日寺
本尊・十一面観世音
神山温泉での昼食
今回は、バスから降りてお寺まで歩くところが多かったのでお腹が空きました。食事の前に感謝の言葉を言って頂きました。
「一滴の水も天地(てんち)の恵(めぐみ) 一粒の米も労苦(ろうく)の賜物(たまもの) 濃淡多少(のうたんたしょう)は問(と)うところにあらず 謹んで食の功徳(くどく)を念(ねん)ぜん 一つ一つの命をありがたく頂きます」「頂きます」
★番外・・・杖杉庵(じょうしんあん)
本堂は改修工事中
大子堂
山門
16番観音寺
本尊・千手観音
15番國分寺
本尊・薬師如来
16番観音寺
番外杖杉庵
14番常楽寺
15番國分寺
13番大日寺
12番焼山寺
夜泣き地蔵は、子どもの夜泣きだけではなくお年よりで夜眠れない悩みのある人が願かけにおとづれる。
結構風が有って暑さも感じませんでしたが、日陰を出るとヤッパリ暑い日でした。
来月は月末なので、もしかしたら梅雨が空けてますます暑くなっていると思います。
今回は、結構歩くとこらが有り8000歩近く歩いたので、今後は狭いところも増え、マイクロバスでも行けない所も有るみたいなので、足腰をストレッチし鍛えておきます。
歩き遍路をされておられる方もいらっしゃいますが、本当に健康で丈夫でないと無理みたいです。尊敬します。
昔は、歩き一本だけでしたので、途中で怪我をされたり体調が悪くなり断念されたり、運悪く亡くかられる方も多かったと思います。お遍路は命がけなのが少し分かりました。
まだまだ先は長いですが(計20回)、頑張って高野山に行きます。
改修前の本堂
★16番札所・・・観音寺
14番常楽寺から次の15番札所(国分寺)へは、
常楽寺の裏道から一般道を約300m歩いて向かいます。
道路脇の西洋アジサイが奇麗です
境内がゴツゴツした自然の岩石が露出しており、流水岩の庭と呼ばれている。
本堂
本堂
山門
”杖杉庵”のお参りを済ませ、再びマイクロバスに乗り、狭いクネクネ道を12番札所(焼山寺)に向かいました。
道路脇のガクアジサイが奇麗に咲いています
12番焼山寺は標高938mの焼山寺山の山腹にあり、八十八カ所の難所のひとつで、お寺への道も狭く大型バスからマイクロバスへ乗り換えます。
児島ICで先達さんが乗られてからバスの中で、今日のお遍路の安全を願うためにお経をあげました。
お経は、まだまだ勉強不足で声に出すより目で追っかけるだけで精一杯です。(先達さんからは目で追うだけでも大丈夫と言われました。)
本堂
山門
14番常楽寺の奥の院
杖杉庵
弘法大使と衛門三郎の像
衛門三郎のお墓
★12番札所・・・焼山寺
大子堂
参道から見た、徳島の山々
(祖谷渓谷が近くに有ります)
大子堂
手と手と合わせた中に有る
”しあわせ観音”像
★13番札所・・・大日寺